マットレスのよくない敷き方は?避けるべきNGポイント7選

マットレスは、ぐっすり眠るための重要な寝具ですが、敷くときは少し注意が必要です。

適当な敷き方をしていると、熟睡するどころか、睡眠を妨げてしまう可能性があります。

良質な睡眠でしっかり体を休ませるためには、間違った敷き方を避けることが大切です。

では、デメリットの多いNGな敷き方について、詳しく説明していきましょう。

敷き布団を重ねる

マットレスは、基本的に単体で使うことを想定した寝具です。

他の寝具と組み合わせたりせず、そのまま使うことで、本来の性能を引き出すことができます。

そのため、敷くときは布団を重ねないようにしてください。

上に布団を重ねる方法は、体に負担をかけるおそれがあります。

柔らかすぎる

マットレスの上に敷き布団を重ねた状態は、厚くなった分、フワフワして気持ちよさそうなイメージがあります。

しかし、実際にはそれほど快適にはなりません。

柔らかくなりすぎるため、姿勢が悪くなってしまうのです。

体が不自然に沈むことで、おかしな具合に曲がり、背骨の角度が崩れるようになります。

背骨の正常なS字カーブが維持できず、曲がり方が大きくなってしまうと、腰に負担がかかります。

そのため、厚すぎる状態で寝ていると、腰痛になる可能性が高いのです。

これは、自分に合わない柔らかさの寝具にありがちなデメリットです。

体に余計なダメージを与えないためにも、正しい使い方をしていきましょう。

反発力を弱める

敷き布団を重ねて使う方法だと、マットレスの反発力を妨げてしまうため、快適な寝心地を損なうことになります。

適度な反発力があるものは、体をしっかり支えてくれるため、姿勢の維持がしやすくなります。

体が沈みすぎないため、寝返りもスムーズにうつことができるのです。

ところが、マットレスと体の間に敷き布団を挟んだ場合は、そうしたメリットが感じられません。

体を支えるどころか、極端に沈むようになるため、体を痛めてしまいます。

また、寝返りの回数も減り、楽な姿勢をとることが難しくなってしまうのです。

せっかくのメリットを潰さないためにも、必ず単体で使うようにしてください。

汗を防ぐものがない

マットレスは単体で使うべきですが、だからといって、汗や汚れをガードするアイテムまで省略するのは間違いです。

シーツやベッドパッドを使わずに、そのまま体を乗せていると、寝汗がもろに染みこんでしまいます。

これは、内部に湿気がたまる原因のひとつです。

寝ているときの汗は、コップ1杯くらいの量になることもあるため、ただ染みこませるのはよくありません。

しっかり防いでおかないと、カビが生えたり、嫌な臭いを発したりするので、使うべきものは必ず使うようにしてください。

壁に密着させる

湿気によるデメリットを防ぐなら、「どんなところに敷くか」ということも重要になってきます。

ベッドを壁に寄せる置き方はよくありますが、ぴったりと密着させるのはやめてください。

壁とマットレスがぴったりくっついていると、空気の通り道を塞ぐことになります。

そうなると、こもった湿気が逃げて行かなくなります。

湿度の上昇を防ぐためには、なるべく風通しをよくすることが大切なのです。

そのためには、壁に密着させるのではなく、隙間ができるような敷き方にしてください。

壁に寄せるとき、約10cmの隙間が空くように位置を調整すると、空気が流れるようになり、湿気を軽減できます。

窓に近づける

敷く位置を考えるときは、壁だけに注目するのではなく、窓も避けるようにしてください。

窓の近くで使っていると、快適に眠れないことがあります。

これは、寒くなりやすいからです。

窓の近くは外の冷気が伝わりやすいので、あまり近くに寄せていると、寒さを強く感じることがあります。

冬はかなり寒くなってしまうので、窓の下はなるべく避けるようにしてください。

頭を近づけない

頭が窓に近くなるような敷き方は、余計に寒さを感じやすくなります。

体には毛布や布団をかけていますが、頭まですっぽり隠したりはしません。

そのため、むき出しになった頭部が、常に冷気に晒される状態になってしまうのです。

足を向ければ安心というわけではありませんが、頭が近いとより寒くなってしまうので、敷くときは十分注意してください。

カーテンでガード

スペースの関係でどうしても窓の近くになってしまうときは、厚めのカーテンを用意してください。

それを使えば、窓から伝わる冷気を和らげることができます。

床まで届くような長いカーテンだと高い効果が期待できるので、寒さの対策をしっかり行うようにしましょう。

屋根の下の部屋に敷く

夏は日差しが強くなるため、屋根に熱がこもりやすくなります。

そのため、夏の暑さを和らげたいときは、屋根の直下階を避けて敷くことをおすすめします。

屋根の直下階は、蓄積された熱の影響を受けやすい場所です。

そんなところに敷いていると、ただでさえ暑い夏の夜が、さらに暑くなってしまいます。

夜になれば気温は下がりますが、昼の間にためこんだ屋根の熱は、そう簡単に下がらないことも多いので、油断はできません。

暑苦しさを少しでも軽減するためには、熱の影響が少ない場所に敷いておきましょう。

床に直接敷く

マットレスは、ベッドを使わず、床に敷いて使う場合もあります。

しかし、直接敷くと湿気をためこむ可能性が高いので、そのまま敷くべきではありません。

フローリングの床と密着するような敷き方だと、湿気の逃げ道が塞がるため、湿度を上げることになってしまいます。

そのため、床に直接敷くと、カビの繁殖が活発になることも多いのです。

また、ジメジメとした湿気のために、夏の寝苦しさもひどくなります。

そんなことでは、到底快適に眠ることはできません。

湿気の蓄積を防ぐなら、便利なアイテムを利用していきましょう。

すのこで通気性を上げる

すのこの上にマットレスを敷く方法だと、直接敷いた場合とは違い、裏に隙間をつくることができます。

それなら、空気の通り道がなくなったりはしません。

湿気を逃がすための余裕ができるため、蓄積を軽減することができるのです。

できるだけ多くの隙間を確保して、風通しのよい状態で使っていきましょう。

除湿シートで吸収

床に敷くときは、除湿シートで水分を吸いとるのも効果的な方法です。

下に挟んでおけば、余計な水分をしっかり吸収してくれるため、湿度の上昇を和らげることができます。

冬に床に敷くと、温度差による結露で濡れることもあるので、こうしたアイテムは積極的に使っていきましょう。

使う面を変えない

マットレスは、まったく同じ敷き方で片面だけに寝るような方法だと、へたりが早くなります。

毎日同じ部分に体重をかけることになるため、負荷が集中してしまい、劣化しやすくなるのです。

これを防ぐには、敷き方を変えながら使うことが大切です。

裏表や上下を定期的に入れ替え、体重をかける部分を固定しないように使ってください。

きちんと負荷を分散させておけば、へたりを遅らせることができるのです。

裏にする面を固定しない使い方には、湿気の蓄積を軽減する効果もあります。

劣化につながる要素をできるだけ少なくして、長く使えるようにしましょう。

まとめ

マットレスは、よくない敷き方をしていると、気持ちよく眠ることができません。

姿勢の乱れよる腰痛や、湿気の蓄積による不快感があると、ぐっすり熟睡することができないのです。

そんなことになれば、睡眠不足のために体調を崩し、日中の活動にも支障が出るようになります。

健康を維持するためにも、ここで紹介したNGな敷き方は確実に避けていきましょう。