マットレスの種類はどれがいいのか
マットレスは、ベッドの上や布団の下に敷いて使う寝具です。
いろいろなものが販売されており、どれを選んでいいのか迷います。
後悔のないように、きちんと自分に合った選び方をしたいものです。
そこで、マットレスの種類について、材質ごとに調べてみました。
材質の特性、価格、手入れにかかる手間などです。
それぞれの材質について見ていきます。
今回扱う5つの材質
高反発ウレタン、低反発ウレタン、樹脂、ポケットコイル、オーバーレイの5つの素材を見ていきます。
材質の特性は
高反発ウレタンマットレスは、体への負担が少なく、腰痛や肩こりなどを持つ方におすすめなマットレスです。
低反発ウレタンマットレスは、ふんわりとした寝心地を感じさせます。
寝返りが多く、目が覚めてしまう人におすすめです。
樹脂マットレスは、高反発、低反発両方のウレタンマットレスが持つ利点を兼ね備えたマットレスになります。
ポケットコイルマットレスは、耐久性があり、ばねの太さ、長さ、数などによって、寝心地が硬いもの、柔らかいものと様々なものがあります。
オーバーレイマットレスは、マットレスや敷布団の上に敷くマットレスです。
寝心地を良くする助けになります。
おすすめな2つの種類
一般的には、硬いマットレスが体にいいとされています。
高反発ウレタンマットレスは、硬さがあり、寝た時の姿勢が変わりにくいので、いい姿勢を保ったまま眠れるのでおすすめです。
ポケットコイルマットレスも、硬いものを選ぶと、同様になります。
価格はどのくらいなのか
高反発ウレタンマットレスは、3~5万円ほどです。
これより安い製品もありますが、効果も低くなるものがほとんどです。
低反発ウレタンマットレスは、数千~3万円ほどになります。
樹脂マットレスは、5~13万円ほどです。
中には20万円を超えるものもあります。
ポケットコイルマットレスは、数千円~10万円位のものがほとんどです。
オーバーレイマットレスは、3千~3万円台の価格になっています。
価格が安いのは
低反発ウレタンマットレス、オーバレイマットレスが最も安い素材です。
手入れの方法が楽なのはどの素材
高反発ウレタンマットレスは、布団乾燥機にかけ、湿気をとる、掃除機をかけるといった日常的な手入れが中心です。
低反発ウレタンマットレスは、自宅での水洗いは不可なのです。
水拭き、業者にクリーニングを頼む方法になります。
樹脂マットレスは、天日干しにするのが、手入れにおいて重要です。
ポケットコイルマットレスは、使う面を移動させるローテーションを行ったり、湿気シートを張ったりする湿気対策をします。
オーバーレイマットレスは、水洗いが可能です。
手入れしやすいのは
樹脂マットレスは、太陽に当てるだけなので一番楽になります。
総合的に評価すると
高反発ウレタンマットレスが、コストパフォーマンス的には一番おすすめです。
品質も良く、価格もそこそこなので、特に初めて買うにはおすすめかもしれません。
とことん高品質を追求する方なら、樹脂マットレスがいいことになります。
少々高額ですが、睡眠の質のために我慢することです。
価格を重視する方には、低反発ウレタンマットレスや、オーバーマットレスになります。
これら以外の素材もある
使われている素材には、他にもいろいろあるのです。
耐久性が良いもの、複数の素材が持つ良い点を生かしたもの、通気性の良いものなど、いろいろな特徴があります。
あまり知られていない素材の中に、いいものがあるかもしれないのです。
調べてみる価値はあります。
まとめ
私たちは人生の1/4から1/3ほどは眠っているのです。
快適な睡眠をとることは、健康にいい影響を与えます。
マットレス選びは、人生の健康を左右するかもしれないのです。
購入するときは、表示の部分、特に材質をしっかりと確認することが大切になります。
マットレスはいい睡眠を得るための投資なのです。
価格ばかりに目を向けず、製品の質にも注意を向けましょう